なんともファンタスティックでミラクルな世界だなぁと思った。
なんか気になってしょうがなくなるが、花粉で外に出るのがとても面倒である。
どれくらい面倒かというと、花粉を放射能に置き換えてみて欲しい。そういう感じだ。
しかしながら好奇心には勝てず、適当なタックルで試してみたくて投げに出掛けることにした。

風速2mの向かい風で寒い中、FIVESTARの3.3mの投げ竿に、シルバーマックス3000Cを付け、タコ釣り用に買ってた4号のPEラインを巻いて15号のオモリを投げてみると軽く50mほど飛んだ。
なんちゅうか、距離はともかくブン投げてもバックラッシュしないのに驚く。太糸バンザイ。
機械ブレーキを弱めると60mに伸びるが、期待感を残しつつ適当に切り上げた。仕掛けとか持ってきてないのでつまらないし。

気持ちが盛り上がってきたので、色々と忘れてた作業を行うことにした。
まずロッドを用意。
リール装着時のガタツキが気になっていたので、ホリデーショートスピン335GXTSを実験台に富士工業のNS7(前進機構シート)を付けようとして放置していたのだが、シート位置を裏側に入替えて作業を進めた。表裏の入替えに意味は無い。見た目という決意の問題。
細い糸だと巻き数が多くて面倒だから太い糸で巻いてみたが、ちょっと似合わない。まぁいいか。
白い帯はマスキングテープ。

月曜日の朝、かめやに行くとアンバサダー5000の中古が5000円で売られていたので、今までのノリもあり衝動買い。帰宅後に飲んだ勢いで適当にバラしてメンテナンスを行った。
色々調べてフットナンバーから84年設計の89年出荷ということが判る。
割と見た目が綺麗だったのに30年前のリールだったのに軽くショックを受けるが、現在でもさほど進化していないらしい。
で、このアンバサダー5000は飛ばなくて不人気らしく、この中古も値段なりなんかも。

外観はそこそこだけどフレームへの塩のこびり付きが酷い。更にスプールが腐食で少しデコボコだ。

左カバー内部。
グリスが飛び散ってる具合からして、前のオーナーは絶対に一度も開けてないと確信。

全バラにして細々と見ていくが、素人目にへたった箇所は見られんと思う。
スプールの腐食からすると、釣行後に海水が付いたラインを巻いたまま飽きて20年くらい押し入れに仕舞っていたのかもしれん。

右サイドカバー内部のクラッチ周りに少しグリスを使ったくらいで、他はオイルメンテ。
特にレベルワインダーと、それを動かすギア周りのグリスは全部洗い流してオイルを塗布しないと、スプールの回転に大きく影響するもよう。
リールシートを取り付けたロッドは、表面保護のために握り糸にウレタン塗料を重ね塗りした。
本当は透明のエポキシパテを厚盛りするのが良いんだけど、2液性のは混ぜる時に泡立って見た目が不細工になるので仕方なくこのような感じに。

組み上げ後、他の人の動画のように滑らかにスプールが回らずにメッチャ焦ったが、他の人と同じようにラインを巻くと同等に回るようになって安心した。
とりあえず機械ブレーキをギリまで緩めて弾いてレベルワインダー2往復が限界。うむむ。
というか、クラッチ切ってスプールを回すとレベルワインダーも一緒に動くんだな。
組み間違えたのかと思ってしばし悩んだ。
投げたらどうなるのか気になってしょうがない…早く投げに行きたい!
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